菅首相の答弁
菅義偉首相と野党議員や記者とのやりとりが、
かみ合わないそうです。
首相として初めて臨んだ通常国会でも
「~ということも事実だ」「いずれにせよ~」などの
言葉を多用し正面から答えない場面が目立ったそうです。
こうした決まり文句に首相のどんな心理が
表れているのか。
専門家は、困難から目をそらそうとする
「逃避」の姿勢を指摘するそうです。
通常国会の議事録を調べると、首相は
「ということも事実だ」といった表現を約100回使った。
9日の党首討論では、立憲民主党の枝野幸男代表が
新型コロナウイルス感染抑制のため緊急事態宣言の
解除基準を厳しくすべきだと訴えたのに対し、
「ロックダウンをやった国でも簡単に収まってないことも
事実じゃないでしょうか」と答えた。
別の日には、コロナ禍での弱者対策が不十分だとの
問いに「失業率は世界と比較をして一番低い水準にあることも
事実」と述べ、緊急事態宣言の期間が短すぎたので
延長を迫られたとの指摘には「人流が減少したのも
事実」と主張したそうです。
こういう記事が出るということは、菅首相の答弁は
成功していると思いますよ。
答弁って、回答をするのではないですからね。
わざわざ、相手の聞きたいことを話す必要はありません。
自分の言いたいことを言えばよいのです。
国会は、国民jについて重要な政策を議論すべき
場所dす。
野党の、批判ばっかりの質問には、それでよいのです。
マスコミとしては、記事にはなりませんね。
菅首相が成功しているということです。
なかなかしたたかですよ。