老後資金

平均社会保障給付をもとに、実際に
老後資金がどれだけ必要かです。

夫婦の方が、単身者よりも
1人あたりの生活費の負担は
減ります。
必要最低限の消費は一緒だからです。

まず、主となる実収入は「社会保障給付」と
なります。
社会保障給付は国民年金、厚生年金保険、
加入年月や標準報酬月額(厚生年金保険の保険料)
などの違いで支給額が異なります。

平均の社会保障給付をもとに計算します。

総務省統計局(家計調査報告)2017年版によると、
高齢夫婦無職世帯の社会保障給付は19万1880円、
その他の収入が1万7318円で、合計の収入が
20万9198円です。
可処分所得社会保険料所得税
住民税を差し引いた金額)は
18万958円になるそうです。

一方で支出額は毎月23万5477円になるため、
不足分は5万4519円となります。
1年で約65万5000円の不足。
30年間に換算すると約2000万円の
不足になるそうです。

生活費にもよりますね。
もっと質素に生活すれば減りますね。
でも、老後はそれくらいかかると思って
準備した方がよいですね。