政府主導の半導体会社

中国の脅威が増大し、半導体確保のリスクが
高まってきたことから、政府は国策半導体企業ラピダスの
設立に乗り出しました。

だが日本は最先端半導体の製造技術において、
他国より10年以上遅れており、一足飛びに
世界トップを目指す方針には疑問の声も
出ているそづです。

ラピダスは、トヨタ自動車やNTTなど国内企業8社が
出資し、次世代半導体国産化を目指す国策企業である。
同社が目指しているのは2ナノメートル(もしくはそれ以下)と
いう最先端の製造プロセスだが、この技術を確立できる
見通しが立っているのは、現時点では米インテル
台湾TSMC、韓国サムスンの3社だけである。

日本は現時点において、最先端の
製造プロセス技術を持っておらず、2ナノの
製造プロセスを実用化するためには、
長い時間をかけて研究開発を行うか、
他国から技術導入するしかない。

政府は基礎技術の開発を目指し、
次世代半導体の研究開発拠点となる
「技術研究組合最先端半導体技術センター(LSTC)」を
設立することも併せて発表している。

確かに大変だと思います。
結局は、優秀な技術者がいるかです。

政府は、エルピーダを潰してしまいました。
マイクロンテクノロジーに買収さたので、就業員などの
雇用は守られました。
エルピーダは、その時点では最先端の技術を
持っていました。

結局、経済産業省が潰してしまいました。
その経済産業省が新しい半導体の企業を作ります。
難しいと思います。

優秀な技術者を集められるかがキーです。
東京エレクトロンの元社長だけでは、半導体
作れません。