NAFTA見直しの影響

北米自由貿易協定(NAFTA)の
見直しをめぐり、米国、メキシコ両国政府が、
自動車関税をゼロとする条件の厳格化で
大筋合意したそうです。

日本の自動車メーカーの多くは、人件費が安い
メキシコで生産した車を主力市場の
米国に輸出しています。

改定が実現すれば、関税負担の増加に
つながりかねず、部品の域内調達の
拡大など、北米戦略で大きな影響を
受けるそうです。

NAFTAには、一定比率の部品を
域内で調達すれば関税を免除する
ルールがあるそうです。

米国とメキシコは今回、比率を現在の
62.5%から75%に引き上げることで合意。

各社はこれまで、NAFTAが
求める水準を超えて現地調達を
進めてきたが、比率が75%に届いていない
車種もあるそうです。

関税優遇を受け続けるためには、
域内の部品メーカーからの調達を
増やすなど、一段の対応が必要になるそうです。

影響をうけないかなと思ったら
受けるのですね。