RCEP閣僚会合

RCEP交渉の閣僚会議は、
共同声明で「妥結の緊急性は増している」
との文言を盛り込み、早期妥結を目指すことでは
一致したそうえです。

米国の保護主義的な動きなどを背景に、
「中国をはじめ参加国の間で、妥結に向けた
機運が高まっている」(日本政府高官)からだ。

ただ、関税など各国で立場の違いが
鮮明な分野では、大きな進展は見られず、
目標とする年内妥結に向け残された課題も多い。

RCEPの約20の交渉分野のうち、
税関手続きの円滑化など半数は合意済みだ。

だが、今回は新たな分野で合意できなかったそうです。

交渉参加国の間で隔たりが大きいのが、
関税と知的財産権の分野だ。
関税では日本やオーストラリアなどが
高いレベルの自由化を求めるのに対し、
対中貿易赤字に悩まされるインドは、
自国産業を守るため関税の引き下げや
削減に慎重な姿勢を示しているそうです。

利害関係があるので難しいですね。
長くかかりそうです。