日の丸ジェットが撤退

三菱重工業が国産小型ジェット旅客機
「スペースジェット」からの撤退を決め、
2008年に始まった「日の丸ジェット」の
開発構想はなくなったそうです。

航空機事業は品質管理や
安全性の要求水準が厳しく、
初期投資もかさむことから事業化の
ハードルが高い。

三菱重工は航空部品の分野では
豊富な実績を持つが、完成機の
組み立てではノウハウ不足が露呈した。

「『技術』を『事業』にするところの
十分な準備や知見が足りなかった」。
三菱重工泉沢清次社長は7日の
記者会見で、「スペースジェット」の敗因をこう語った。
「一定の水準の機体を開発できた」といい、
技術面での成果があったことも強調。

しかし、運航に必要な型式証明の取得手続きに
関する理解や経験が不足し、
子会社の三菱航空機は商用化に
こぎ着けることができなかった。

スケジュールが何回も修正されました。
反対にホンダジェットは小型ジェットで、
世界一です。
ホンダは、部品の製造は全部内製化しているそうです。

三菱は、全部外注しているようです。
そのため、いろいろな問題が発生したそうです。
戦略と、組織の問題だと思います。