ロシア兵の士気低下

ロシアが「完全に解放した」とする
ウクライナ東部の激戦地マリウポリで、
報道陣を集め取材ツアーを開催したそうです。

ロシア軍は、今後、製鉄所に投入していた部隊を
東部ドンバス地方に転戦させ、攻勢を強めると
みられます。

しかし、ウクライナ侵攻から、まもなく3カ月。
長期化するにつれ、ロシア兵の“士気低下”も
あらわになってきているそうです。

(ロシア兵から相談を受けた弁護士)
「相談に来るのはウクライナに行きたくない人や、
再び戻りたくない人です。」
ロシア南西部の街、クラスノダール
弁護士をしているミハイル・ベニヤシュさんです。
従軍を拒否した兵士らの弁護を受け持ったところ、
相談が殺到し始めたと言います。
「(弁護士グループ全体で)約2000件の
相談がありました。沿海地方から北コーカサスまで、
全土からです。相談内容の一つに、装甲のない
車両で移動をさせられることがありました。
前線では簡単に砲撃される状態だったのです。」
今や兵士らは、ウクライナで多くの戦死者が
出ていることを知っていると言います。それがロシア軍の
兵士不足につながっているようです。
「今では兵士たちもウクライナSNSやメディアに
精通しています。ウクライナで起きていることは
衝撃でした。相談件数から考えると兵士不足は
深刻で、部隊編成するのは難しいでしょう。
誰も死にたくないんですよ。」

ウクライナは、西側諸国から最新の武器を
供給されています。
ロシアは、昔の武器です。
今は、東部を制圧していますが、これからは
わかりません。
ウクライナの覚悟が違います。