中国台山原発

中国南部広東(Guangdong)省にある
台山原子力発電所(Taishan Nuclear Power Plant)で
採用された新世代の原子炉で問題が起きたことを受け、
この原子炉を設計し普及を目指していたフランスの
関係企業は大きな痛手を負い、中国の原発産業も
影響を受ける可能性が出ているそうです。

米CNNが放射能漏れの恐れを報じたことを受け、
フランス電力(EDF)と中国政府は、台山原発での
ガス蓄積への懸念を払拭(ふっしょく)しようと
努めているそうです。

EDFの欧州加圧水型炉(EPR)は、従来型よりも
安全で耐用年数が長く、発電能力が高いと
うたわれているが、今回の問題で新たな打撃を受けている。

台山原発は2018年、世界で初めてEPRを採用。
同じくEPRを導入予定の英、仏、フィンランドでは、
何年も遅れが出ている。

EDFは、同原発の一部を所有しており、運営する
中国広核集団(China General Nuclear Power Group)が
株式の過半数を所有している。

EDFは今週、燃料棒の問題に関しては昨年10月には
報告を受けていたが、ガスの蓄積について
把握したのは今月12日になってからと説明。
今回の問題と中国当局の沈黙がきっかけとなり、
EDFに対する批判が上がっている。

中国国内で進められている原発計画にも
影を落とす可能性があるそうです。

何が問題化というと、また情報がオープンにならなかった
ことです。
コロナと同じです。
そして、かなり放射能が出ているようです。
事実の公開が必要です。

いろいろある国です。