中国経済

足元で中国経済の減速が鮮明になっているそうです。

その背景には、いくつかのマイナス要因が
複合していることがあるそうです。

中国国内の不動産市況の悪化、
新型コロナウイルスの感染再拡大、
米ドルなどに対する人民元高や
世界的な供給網=サプライチェーン
混乱などがあげられる。

中国政府も、予想を上回る景気減速に
対して利下げに踏み切るなど食い止め策に
追い込まれている。

それにも拘らず、当面、中国経済
一段と厳しい状況が続くとみられる。
特に、不動産市況の悪化はより
深刻化する可能性がある。

一部の民間デベロッパーは、自社の
財務状況などの悪化を投資家に警告し始めた。

共産党政権は、不動産関連規制の
一部緩和などで住宅価格の下落を
食い止めようとしているが、今のところ
大きな効果は見られていない。

また、世界的なサプライチェーン
混乱によって、世界的にエネルギー資源や
穀物などの争奪戦が鮮明だ。

今後、供給網混乱と資源争奪戦の
相乗効果によって、世界的にインフレ懸念は
高まるだろう。

GDP成長率の下振れ要因の増加によって、
中国から流出する資金は加速度的に
増えるかもしれない。

中国のGDPって不動産ですからね。
厳しいと思います。
恒大問題が大きいですね。