造船業界

長く構造不況に苦しんできた日本の造船業界に、
ようやく薄明かりが差してきたそうです。

7月12日、都内で会見した業界最大手・
今治造船の檜垣幸人社長はほおを緩ませた。

今治造船の手持ち工事量は7月時点で、適正水準と
される2年分を超え、2.5年分近くに積み上げている。

業界2位のジャパン マリンユナイテッド(JMU)も
同様に受注量を増やしており、業界にとっては
久しぶりに明るい話題が続いているそうです。

背景には、巣ごもり需要の増加に伴う海運市況の
改善がある。

足元のコンテナ運賃は上昇し、日本郵船などの海運企業は
業績を上方修正している。
好業績を背景に、これまで抑制していた新造船の
発注を活発化させているのだ。
今後、ますます厳しくなる排ガスなどの環境規制への
対応もあり、排ガス対応の進んだ新造船への
需要が増していくのは間違いないそうです。

受注が増えているのはよいことですね。
景気がよくなっているのでしょうか。