資生堂

資生堂は、ドラッグストアやスーパーなどの
量販店向けに展開する低価格帯のヘアケアや
スキンケア、ボディーケア製品などの
日用品事業を、欧州系大手投資ファンド
CVCキャピタル・パートナーズに
売却する方向で最終調整に入ったそうです。

売却価格は1500億ー2000億円の見込み。
事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。

複数の関係者によると、近く取締役会を開いて
正式決定する方向で調整している。
売却するのは、同社が「ライフスタイル」と
位置づける事業で、へアケアブランドの
「TSUBAKI(ツバキ)」や、低価格帯の
スキンケア、ボディーケア商品などが含まれる。

同事業は、日本国内を中心に中国や
その他アジア地域で展開。

2019年12月期には約1000億円を売り上げ、
全体の1割弱を占めた。
CVCには同事業の国内・海外部門、関連する
子会社も一括して譲渡する方向だ。

CVCは、資生堂の同事業が中国やアジアで
高い競争力を持つと判断し、同ファンドの
持つネットワークを利用することでさらに
事業価値を高める狙いがあるそうです。

ブランドを売るのですね。
構造改革の一環だそうです。
選択と集中でしょうか。