テスラ

電動化や自動運転の技術で
自動車業界の先端を走るアメリカ・
テスラ。

その独自性の1つが、もともとノートパソコンなど
IT機器用に用いられていたリチウムイオン
電池を車両の底に数千本敷き詰めるという設計だそうです。

テスラの凄さとは?
イーロンという個人のカリスマ性も
あるとは思うが、会社のミッションが
明確で皆が一丸となって目標に
向かっている点だろう。
私がテスラで働いた期間は本当に面白く、
退屈しない2年間だった。
経営者として勉強させてもらうことがたくさんあった。

とくに感心させられたのが、予算の配分方法。
会社が成長するためにはお金が必要だが、
テスラは限りある予算を何に費やすのか、
時間軸に応じてフレキシブルに
変えることができる。
それでいて、経営の軸はブレない。
イノベーションが起こるのは、
まさにこういう場所からだと
痛感した。
ただし、社員はすさまじい集中力で
本当によく働くから、この状態を
維持したまま何年も働ける人は少ないだろう。

でもですね。
テスラって、株価は高いですが利益が
出ていませんからね。
それが問題です。
国も補助金を出しています。
企業は利益をださないとだめです。

従業員に給料を払わないといけません。
自転車操業はだめです。