リコー

事務機器大手リコーです。

5日、中国での複写機の生産をタイへ
移管する準備を進めていると明らかにした。
中国の輸出環境が米国との
貿易摩擦で悪化している影響
を緩和する狙いだそうです。

現在、複写機を中国の上海や深センから
米国へ輸出しており、生産の移管を
決めれば、最速2カ月でタイから
輸出できる体制を整えたそうです。
部品も中国以外で調達が可能だという。

山下良則社長は共同通信のインタビューに
応じ「(中国からの)移転なり(他国での)
工場の設立などを柔軟に考えないと
いけない」との認識を示した。

米中の摩擦が長期化するとの見通しも
示し「さらに関税がかかると大きな
痛手になる」と述べたそうです。

今年は他の企業も中国から他の国への
移管が早くなりそうですね。
注目です。