OPECプラス増産幅拡大

石油輸出国機構OPEC)とロシアなど
非加盟の産油国でつくるOPECプラスは2日、
閣僚級会合を開き、7、8月の増産幅を、
6月の日量43万2000バレルから拡大し、
日量64万8000バレルとすることで
合意したそうです。

欧州連合EU)が5月30日、ロシア産原油
海上輸送分の輸入禁止を決めたことで、
高止まりする原油価格のさらなる
上昇が懸念され、米欧が追加増産を
求めていたそうです。

OPECプラスは2020年5月以降、
新型コロナウイルス禍での原油価格急落に
対応し、過去最大の協調減産を実施。

経済活動の再開に伴い、21年8月以降、
生産量を毎月、日量約40万バレルずつ
増やしてきた。

だが、米国などのロシアへの経済制裁や、
世界各国の原油輸入の「脱ロシア化」による
原油価格高騰を受け、5月に開かれた
主要7カ国(G7)気候・エネルギー・
環境相会合は共同声明で、石油・ガス生産国に
対し、「責任ある行動」を求め、OPECには
「果たすべき重要な役割」があるとして
追加増産を促していたそうです。

アメリカがシェールオイルを増産したらよいと思います。
それで、一気に需給バランスが
解消します。
バイデン政権はできませんね。