野党共闘は不発

立憲民主党共産党や国民民主党など
野党4党と213選挙区で候補者を統一して
選挙戦に臨んだが、共闘は不発に
終わりました。

特に、共産との連携強化には立民内に
慎重論もあっただけに、惨敗したことで、
枝野代表ら執行部の責任を問う声が出そうです。

枝野氏は31日深夜の記者会見で、執行部の
責任について「全体の状況、結果を踏まえ、
それを分析して(来年の)参院選に臨みたい」と
述べるにとどめた。

立民、共産両党は、政権交代が実現した場合に
共産が立民に対して「限定的な閣外からの協力」を
することで合意した。

共産は全国各地に地方組織を張り巡らせており、
1選挙区当たり、2万~3万程度の基礎票を持つとされる。

だが、「限定的」であっても、国家観や
基本政策が異なる共産との協力に対しては、
立民の候補者から「共産との連携をアピール
すれば従来の支持者や無党派層
離れてしまう」との声が漏れ、選挙演説では
共産との選挙協力に触れない場面も目立った。

立民の支持団体である連合からも
「共産との閣外協力はあり得ない」
(芳野友子会長)と反発が出た。
一部の労組は立民支援に回らなかった。

結局、失うものが大きかったということです。
トヨタ労組は、立憲民主党を応援しないと
言いました。

票が、自民党や維新の会に流れました。
立憲民主党は、昔の社民党のようになるかも
しれませんね。