飼料高騰
配合飼料の高騰が、畜産経営に影を
落としているそうです。
JA全農の10~12月期の配合飼料
供給価格(全国全畜種総平均)は
1トン当たり1250円下がったが、
前期までの4期連続の値上げ幅は
計1万5000円を超えるそうです。
牧草など自給飼料を確保・拡大しにくい
都府県では特に、大きな負担が
畜産農家にのしかかっている。
1年ほど前、高騰以前の配合飼料の
価格は1トン当たり約5万円台後半だったが、
この1年で同7万円台前半に値上がりした。
高騰前で30%程度だった生産費に
占める購入飼料費(粗飼料を含む)の
割合は今年、40%程度に増す見込み。
「生産費を抑えるには餌の質を下げるか、
自分の休みを減らし人件費を
抑えるしかない」と言う。
輸入原料の高騰で配合飼料価格が
上昇した際の影響を緩和する、
配合飼料価格安定制度での補填(ほてん)も、
高騰の影響を受け止め切れていないそうです。
昔から世界の需要によって飼料価格が
変動します。
畜産や農業はもっと生産性を上げる
努力が必要です。