有効求人倍率

厚生労働省が31日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は
1・15倍で、前月よりも0・02ポイント改善した。

ただし求職者が前月の199万人から191万人に
0・5%減った影響が大きい。

厚労省は「感染力の強いデルタ株が広がり、
求職を控える動きが出ている。雇用情勢が回復傾向とは
言えない」とみている。

求人倍率は求職者1人あたりの求人数を示す。
7月は求職者が前月より減った一方、求人数は1・5%増えた。

感染拡大地域では求人が減ったが、
それ以外では増えたため、全体の求人数を押し上げたという。

業種別の求人数(原数値)はコロナ禍に苦しむ
宿泊・飲食サービスが前年同月比0・9%減。

一方、製造業は同40・8%増えた。

総務省が31日発表した7月の完全失業率
(季節調整値)は2・8%で前月より0・1ポイント下がった。

完全失業者数は190万人で前月と比べて12万人減ったそうです。

有効求人倍率はよくなったのですが、求職者が
減ったのですね。
まだ厳しいですね。