民放AMラジオ局

民放ラジオ局の厳しい経営環境を背景に、
AMをやめてFMに移行する流れが本格化してきたそうです。

民放AMラジオ全47社でつくる「ワイド
FM(FM補完放送)対応端末普及を目指す
連絡会」が2021年6月15日に記者会見し、
そのうち44社が「2028年秋までにFM局となること」を
目指すと発表した。

残る3社は、北海道放送HBC、札幌市)、STVラジオ(同)、
秋田放送(ABS、秋田市)。

AM停波論が本格化することになったきっかけは、
日本民間放送連盟(民放連)が19年3月に
総務省に対して行った要望だ。

要望では、ラジオの営業収入が右肩下がりなのに
加えて、AMの大規模送信施設を、放送を続けたまま
同じ敷地内で更新することは困難で、「民放ラジオ
事業者の財政力で実施できる設備投資には、
限界がある」と訴えた。

すでにAM局が並行して行っている「ワイドFM」
(FM補完放送)の制度を見直して「AM放送から
FM放送への転換や両放送の併用を可能と
するよう制度を整備する」ことを求めたそうです。

でも、そんなに、ラジオ局って必要でしょうか。