国内のPC出荷

IT専門調査会社のMM総研は8日、
2011年の国内パソコン出荷台数を
発表しました。

1481万4000台(前年比3.0%減)、
出荷額が1兆1676億円(同14.0%減)となりました。

いずれもリーマンショック直後の09年以来
2年ぶりに減少したそうです。

マイクロソフトの基本ソフト(OS)
「ウィンドウズ7」の発売効果があった
前年の反動に加え、東日本大震災
タイ洪水によるハードディスク駆動装置
(HDD)の品薄が響いたそうです。

ただ、企業・官公庁向け販売(708万7000台)が
9.2%の大幅減だったのに対し、個人向け
(772万7000台)は3.6%の増加を記録。

低価格化で購入しやすくなったことに加え、
震災後に外出を控える“巣ごもり消費”が広がり、
個人需要を伸ばしたそうです。

メーカー別の個人向けシェアでは、米アップルが躍進。

人気のタブレット端末「iPad(アイパッド)」や
スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone」との
相乗効果でシェアを7.9%(1.9ポイント増)に伸ばし、
低価格路線の日本エイサーを抜き5位に食い込んだ。

上位は、NECレノボ(23.0%、前年は統合前のNEC)、
富士通(18.1%)、東芝(15.7%)、ソニー(11.6%)の
順で変わらなかった。

昨年はいろいろありましたからね。
今年はよくなるとよいですが。