ユーロ問題

岩田一政・日本経済研究センター理事長
(元日銀副総裁)は12日午後、都内で開かれた
討論会に出席しました。

ユーロがクラッシュ(急落)すれば、
日本経済のデフレを強め、中長期の
成長力にも影響が出るとの懸念を
示したそうです。

ユーロの信認回復には「市場から信認を
得られる共同債を発行できるかに
かかっている」との見方を示しました。

岩田氏は通貨ユーロについて「生存をかけた
危機に直面している」と表現。
背景にある欧州ソブリン問題の鍵となる
ギリシャ政府と民間投資家との債務削減交渉に
ついて、「市場はギリシャをデフォルトと
みなしているため、うまく進んでいない」と
指摘した。

今後の展開次第では、ユーロが対円で
過去最安値の88円台などに急落する
可能性を否定しなかったそうです。

でも、日本は内需が大きいのですよ。
影響は出るでしょうが、輸入すれば
よいと思いますが。

ユーロはもうだめかもしれないですね。