ユーロの崩壊

ユーロ崩壊に言及する人が
いるようです。

2012年7月11日、竹森俊平・
慶応大学教授は日本記者クラブで
記者会見しました。

欧州経済危機について、
「ギリシャが債務不履行を選択するのは
時間の問題であり、ユーロ危機は
小国の危機から大国の危機に拡大している。
ドイツがすぐに思い切った財政支援に
踏み切らなければ、ユーロ崩壊の
恐れが出てくる」と警告したそうです。

ユーロのメリットは、おおきな経済圏を
作れることです。
でも、それがデメリットになっているのですね。

スペイン国債の金利は7％台に
上昇しました。
国際支援を申し込んだギリシャ、ポルトガル、
アイルランドの3カ国のGDPは合計で54兆円。
これに対し最近支援を要請したスペインは
110兆円とその2倍で、危機は拡大しています。

フランスとドイツで、ユーロ全体を救うことは
できないでしょうね。
景気のよいときは、ドイツは周りの国から
利益を上げてきました。
今度は、救う必要がありますが、
あまりにも金額が大きすぎますね。

まだ続きそうです。