米中の貿易摩擦

中国の習近平国家主席はもう、
トランプ米大統領が仕掛ける
関税の脅しには慣れただろう。

それでもトランプ氏が最近発した
最後通告は感情的で、その対応次第では
習氏の今後の政治生命に大きな影響が及ぶそうです。

トランプ氏は10日、20カ国・地域
(G20)首脳会合(大阪サミット)での
会談に習氏が応じない場合、
中国からの輸入品約3000億ドル
(約32兆5600億円)相当に「25%よりはるかに高い」
関税を賦課する可能性があると述べたそうです。

直前まで会談の詳細を明かさない
ことの多い中国外務省は、会談の
有無についてコメントを控えたそうです。

中国指導者として過去数十年間で最も
強大な権限を手にした習主席でさえ、
就任後6年間で最も厳しい立場に
追い込まれている。

トランプ氏の脅しに屈せば、国内で
弱腰と見られるリスクがある。
会談を拒めば、トランプ氏は貿易対立を
2020年の大統領選挙まで引き延ばす
公算が大きいため、中国は経済的な
コストを支払わされる。

トランプ大統領の方が一枚上手です。

中国の問題は、内部の権力闘争も
あります。
昔の歴史をみればわかります。
18億人を統一するのは難しいです。

アメリカは3憶ですが、州で分かれています。
州で法律もあります。
こういう統治しかできないでしょうね。

中国も正念場です。
注目ですね。