東芝メモリ

東芝メモリホールディングス(HD)です。

ファーウェイ・ショックが直撃しているそうです。

米国による中国通信機器最大手・
華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置
などで制裁包囲網が構築されつつあり、
スマートフォン生産に注目が集まる。

ただ、NAND型フラッシュメモリー
大口顧客としては、基幹ネットワークを
構築する通信装置への影響の方が大きいそうです。

ファーウェイは東芝メモリにとって、
NAND型フラッシュメモリーの主要供給先の1社だ。

通常の取引を続けているが、トランプ政権が
世界で旗を振る制裁強化の動きは確実に広がる。
米国が神経をとがらせる安全保障リスクの
観点で見れば、通信インフラを支える
基幹装置への懸念はスマートフォンの比ではない。

通信装置は半導体モリーの搭載量が
スマートフォンに対して多く、代替顧客を
探すのも難しい。

「通信装置で使う高性能サーバーの約7割は
NAND型フラッシュメモリーが占める」(業界関係者)という。
ファーウェイの競合はスウェーデン
エリクソンフィンランドノキアに限られ、
新規開拓は一朝一夕にはいかないそうです。

でも、ファーウェイがなくなれば、また次の企業が出てきます。
そんなに心配する必要はないと思います。