生涯未婚率

「生涯未婚率」。

国の重要課題である少子化問題
語る際に挙げられることが多いこの指数だが、
この20年ほどの間に、男女間で約10ポイント
もの大差がついているそうです。

統計上の「生涯未婚率」とは、
「調査年に50歳の男女のうち
結婚歴がない人の割合」を指すそうです。

この数字が、1990年の調査以降、
急増傾向にあるそうです。

2015年の国勢調査では50歳男性の23.4%、
50歳女性の14.1%に一度も結婚歴が
なかったそうです。

なお、90年には、男性5.6%、女性4.3%と、
差はほとんどなかったそうです。

原因の可能性は、1986年の男女雇用機会均等法
施行以降、女性の社会進出が進む一方、
近年は非正規雇用の男性が増えたことを
背景に、「エリート女性は自分と同水準か
それ以上のステータスや収入の男性との
結婚を望む」「収入が不安定な男性は、
家庭を持つ自信がなく結婚に踏み切れない」
などとして、結婚の「ミスマッチ」が
発生しているそうです。

時代が変わっていますね。
これは国も対策が必要かもしれませんね。