アメリカの輸入制限

トランプ米政権が発動した鉄鋼と
アルミニウムの輸入制限が、米国経済にも
深刻な打撃を与えるとの懸念が
広がっているそうです。

2002年のブッシュ(子)大統領時代の
輸入制限では鉄鋼価格の上昇を通じ
20万人の雇用が失われたとの見方もあり、
今回も同様の試算があるそうです。

トランプ大統領が強硬姿勢を改めなければ、
今回の措置が米国経済にとって
“自爆行為”となる恐れが強まっているそうです。

関税で安い輸入品が流通しなくなり、
それにつられて米国製などにも
価格上昇圧力がかかるそうです。

市場関係者によれば、代表的な鋼材で
自動車などに使われる熱延鋼板の
米国市況は、輸入制限発動後に
1トン当たり1千ドル超となり、
発動前に比べ2割超も上昇したそうです。

ただ、日本製は自動車向け線材や
石油開発用の鋼管など特殊な鋼材が
多いそうです。

代替品がなく、今のところ日本の
輸出が極端に減るといった影響は
ないそうです。

でも、実際に、中国との貿易赤字が多いですからね。
知的財産権の問題もあります。
それには、何かする必要はあります。

昔の日本と同じです。