出版流通業界

出版流通業界の再編が加速
しているそうです。

開業当時、日本最大の書店といわれた
東京駅八重洲口にある八重洲ブックセンターが、
出版取次大手トーハンの傘下に入ったそうです。

また新宿南口の大型書店であった
紀伊国屋書店新宿南店も洋書を除き
フロアを大幅に縮小するそうです。

出版は究極的な多品種少量生産
産業であり、その流通形態は
独特だそづえす。

一般的な業種の卸に相当する取次と
呼ばれる会社が、返品可能という形で
出版社と書店との間を取り持ちます
(委託販売制度)です。

返品に対応することで、全国津々浦々の
小さな書店まで本を流通させることが
できるようになり、どこでも本が読めるという
環境が実現したそうです。

こうしたシステムは高度成長期には
うまく機能しましたが、出版市場は
ピークだった1996年を境にマイナスに
転じ、すでに4割も縮小しているそうです。

ネットや電子書籍が普及してきたことで、
こうした独特の流通慣行はむしろ業界の
足かせとなっているそうです。

アマゾンが大きいですね。
どんな本でも注文したら、配達されます。
便利です。
書店が、今後、何を目指すかですね。