中国の鉄鋼業界

中国の鉄鋼業界で「生産設備の過剰」が
問題になっているそうです。

中国では建物の構造用材料のひとつである
異形鉄筋が野菜の単価よりも安くなって
いるそうです。

鉄鋼業界全体として各種鋼材の
在庫が積み上がっているそうです。

中国では設備の過剰が“過剰生産”をもたらした
ことで鋼材価格が大きく値崩れしているそうです。

異形鉄筋の1トンあたりの価格は2年前の
4500元(約7万6000円)から現在は
2900元(約4万9000円)と約35%も値下がりしているそうです。

異形鉄筋の500グラムあたり単価は
わずか1.45元(約24円)にとどまり、
500グラムあたり5元(約84円)の白菜や、
同10元(約168円)のニンニクよりも安い単価だそうです。

不動産や住宅が売れませんからね。
鉄が余っています。
でも、鉄鋼業の生産は、落とすことができません。
従業員に給料を払わないといけませんからね。

普通は、需要が落ちたら生産調整します。
それをしないのが問題です。
どうなるのでしょうかね。