国産のワクチン

医療新興企業アンジェス大阪府)は5日、
開発中の新型コロナウイルスワクチンに
ついて、昨年6月から今春にかけて実施していた
治験では十分な効果を得られなかったと
発表したそうです。

今後は今年8月から進めている
改良ワクチンの治験に注力する。

同社は当初、主成分2ミリ・グラム入りを
2回接種する想定でワクチンを開発。

昨年6月末、初期段階の治験を
国内で初めて開始し、同12月には
中間段階に進んだ。

国産のコロナワクチンの1例目になると
期待されたが、治験に参加した計560人分の
データを分析した結果、先行する米ファイザー製や
モデルナ製などに比べて効果が低く、
最終段階の治験を断念したそうです。

改良ワクチンは体内での免疫反応を高めるため、
投与する成分量を増やしたり、接種部位を
従来の筋肉から皮膚の浅いところに
変更したりするなどし、5パターンで治験を行う。

400人を対象に今年8月中旬、安全性などを
調べる初期段階の治験を始めた。

アンジェスは2022年に最終段階の治験を
実施したい考え。
23年以降の実用化を目指すとしている。

なかなか難しいですね。
ワクチン開発も厳しいですね。
国が補助金を出すべきですね。