自炊代行業者を提訴

紙の本を電子書籍端末で読むため、
裁断してスキャナーで読み取る「自炊」と
呼ばれる作業を代行するサービスがあります。

著作権を侵害されたとして、小説家の
浅田次郎さん、漫画家の弘兼憲史さんら
作家7人が20日、代行業者2社を相手取り、
作品の複製差し止めを求める訴訟を
東京地裁に起こしました。

訴えられたのは、「スキャンボックス」の
名称で代行サービスを展開する「愛宕」(川崎市)と、
「スキャン×BANK」(東京都新宿区)の
2社です。

訴状によると、2社はインターネットなどで
注文を受け、1冊数百円程度の料金で、
送られた書籍を裁断。

スキャナーで読み取った上、電子ファイル化して
納品していた。

原告側は、代行業者は著者の許諾を
受けずに作品を複製しており、著作権
侵害していると主張。

本人が本を購入していますから難しいですね。
作業を請け負っていると思えばいいのかも
知れません。

どうなるでしょうか。