わさび臭の警報器

わさび臭の警報器がイグノーベル賞
受賞しました。

聴覚障害者らにワサビの臭いで
火災を知らせる装置を開発し、
まじめなのにどこかおかしい研究を
たたえる「イグ・ノーベル賞」を受賞しました。

江東区の「シームス」(青海2)に、
全国の消防本部から問い合わせが相次いでいるそうです。

同社は「受賞を機に売れ行きが伸びれば
コストダウンも可能になる」と期待を寄せているようです。

同社が火災警報機の信号をもとに、ワサビの
強い香りを発生させる装置を発売したのは2009年。

アロマオイルや人間の体臭など数十種類の
臭いで試し、速効性や安全性などの理由で
ワサビに行き着いた。

現在の価格は火災報知機込みで1台5万2500円。

ホテルや聴覚障害者を雇用する会社の従業員寮などで
導入されているものの、価格が通常の火災報知機の
10倍以上するため、累計販売は200台以内にとどまる。

受賞後に全国の消防本部から製品の価格や
性能に関する問い合わせが相次いでいるのを受け、
同社は国内の高齢者施設などだけでなく、
海外にも売り込みをはかる考えのようです。

現在、火災感知部分と、臭気発生部分を
無線で接続する新機種の開発を進めている。

将来の緊急地震速報津波警報への応用も
視野に入れているそうです。

何か、いい案がでてくると思いますよ。
なかなかユニークな機械です。