医療用ガウン

兵庫県豊岡市では、特産品の「かばん」の
縫製技術を生かし、全国で不足している
医療用ガウンの製造が行われているそうです。

ミシンの音が響く豊岡市内のかばん工場で
縫っているのは、不織布を生地にした
医療用ガウンです。

新型コロナウイルスの影響で、
豊岡市のかばん業界も出荷先の
百貨店が休業するなどして売上が激減。

そんな中、市内のかばんメーカーでつくる
兵庫県鞄工業組合」に今年4月、
市から医療用ガウンの製造の打診が
あったそうです。

「なんとかかばんの技術でも
作れるんじゃないかなということで、じゃあやろうと。
これを作ることによって国の防護服が
ひっ迫している現実に対して一助になるのであればと。」
兵庫県鞄工業組合 由利昇三郎理事長)

組合に加入している21社が連携して生産していて、
そで口や腰ひもの部分の縫い付けには、
かばんの製造にも用いる「コンピューターミシン」を
使うことで、作業時間の大幅な短縮に
繋がっているということです。

組合では今年8月末までに80万着を
納品する予定だそうです。

今、不足していますからね。
二次感染も心配されています。
必要ですね。