自販機のペットボトル

世界規模でプラスチックごみが
問題になる中、国内の自治体や企業で、
庁舎や事業所内の飲料自動販売機から
ペットボトル商品を排除する動きが
相次いでいるそうです。

プラスチックごみをめぐっては、
レジ袋やプラスチック製ストローを
使わない運動も広がっており、ペット
ボトルを使わない取り組みが拡大するか、
注目される。

大阪府豊中市は今年4月、長内繁樹市長が、
使い捨てプラスチックの削減を
盛り込んだ「クールチョイス宣言」を表明。

11月1日、市役所の第一庁舎1階に、
ペットボトルを排除した自販機を
設置した。
特に苦情などはないといい、市の
担当者は「ほかの市の施設にも
広げていきたい」と話す。

背景には近年、地球規模で深刻化している
プラスチックごみによる海洋汚染がある。

環境省が米科学誌の論文をもとに行った
試算では、海洋に流出したとみられる
日本のプラスチックごみは平成22年の
1年間で2万~6万トン。
国は今年5月、2030年までに
使い捨てプラスチックの排出を
25%抑制する目標を設定したそうです。

企業は、ペットボトル自体を減らすように
する必要があります。
他の容器を考えるべきですね。