トランプ政権と中国

トランプ次期米政権では、かつてない
日米緊密、米中緊張の構図に
なるかもしれないそうです。

米金融市場の中国マネー依存が
薄れたために、日本の金融協力を
支えにしたトランプ・チームは選挙公約通り、
対中強硬策に打って出られるからだそうです。

米国は圧倒的な軍事力を誇る覇権国家だが、
弱点があるそうです。

世界最大の債務国であり、外部からの
資本流入に依存せざるをえないそうです。

今年6月末の米国の対外純負債は8兆ドルで
あるのに対し、世界最大の債権国、
日本は3・1兆ドル、中国はドイツとほぼ同水準の
1・7兆ドルの対外純資産を持っっているそうです。

ドイツは足元のユーロ金融市場を下支えするのに
手いっぱいだから、米金融市場は日本と中国からの
資金によって支えられているそうです。

不動産バブル崩壊不安が漂う
中国からの巨額の資本流出に伴い、
北京当局が外貨準備のドル資産を売って、
人民元を買い支えざるをえなくなっているそうです。

お金が、アメリカから中国に
戻っていますね。

これから、アメリカの政策は
どうなるでしょうか。
来年は注目です。