シャープの複写機事業

台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下で
経営再建中のシャープです。

コピー機やファクスなど複写機事業の
売却を検討しているそうです。

シャープの主力事業の中では高収益事業だが、
鴻海との相乗効果が期待できないうえ、
今後大きな成長が見込めないため、
国内の大手メーカーなどに売却したいそうです。

複写機事業は、オフィスなどに機器をリースし、
トナー交換や保守点検などのアフターサービスで
収益を得るビジネスだそうです。

シャープは大手コンビニの複写機
幅広く手がけており、米国など海外でも
強固な販売網を築いているそうです。

シャープの2016年3月期連結決算は
最終(当期)損益が2559億円の赤字だったが、
複写機などのビジネスソリューション部門は
売上高3551億円、358億円の営業黒字だったそうです。

同部門の売上高の7割を複写機事業が占め、
安定した収益源になっているそうです。

いくら相乗効果がなくても、なぜ、利益が出ている部門を
売るのでしょうか。
今の方が高く売れると思ったのでしょうか。

今後のシャープが心配ですが。