「物流2024年問題」対応

政府は国際海上輸送用の大型コンテナを、
鉄道による陸上輸送にそのまま使う
一貫輸送を全国に拡大する検討に
入ったそうです。

今年度内にJR貨物と実証実験を始め、
運用面を含めた課題を検証する。
貨物鉄道の活用で、トラック運転手の
時間外労働の規制強化に伴い輸送力の
低下が懸念される「物流2024年問題」
への対応を強化するそうです。

海上コンテナの多くは国際規格で、
高さ約2・9メートル、長さ約12・2メートルと
定められている。
日本独自規格の鉄道用のコンテナより大型だ。

海上コンテナの方が背丈が30センチ強高い分、
通常の鉄道の貨車に載せて運ぶと、
トンネルに接触してしまう恐れがある。
このため、これまではトンネルの天井が高い
一部区間を除いて利用できず、積み荷を
鉄道用コンテナに積み替えるか、
トラック輸送に頼るしかなかったそうです。

実証実験では、JR貨物が開発した
低床貨車を試すそうです。

従来型より車輪を小さくすることで、
コンテナを載せる床面の位置を26センチ
低くしたものだ。
貨車1両につき、海上コンテナを一つ
載せられるという。

海上と陸上が共用できればよいですね。
早急に行う必要があります。
2024年問題は大変です。