中国変貌?

江蘇省蘇州市といえば上海に
隣接する工業都市だが、市民生活が
底上げされる中で“ニセモノ需要”も
減りつつあるそうです。

日本から進出し蘇州に拠点を持つ
自動車部品メーカーのM社長は
蘇州市内にあった高級腕時計や
ブランド品を扱うニセモノ専門店がなくなりました。
もっとも近年は蘇州でニセモノなんか
持っていたら笑われますよ」と話す。

ホンモノが買えるほどに豊かになった
中国沿海部の人々だが、ポストコロナの
中国景気はなかなか回復しない。

上海に出張した上場企業管理職の
Wさんは「人気飲食店でさえも予約なしで入れるんです。
繁華街にはコロナ前の活気がまだ戻りません」と驚く。
中国の大都市・上海でこんな事情だから
地方の景気はもっと悪いそうです。

Wさんが5月に訪問した中国資本の
民営工場は厳しい経営状態に置かれていた。

「中国国内向け生産の稼働率を尋ねたら、
工場側は『6割程度』だと言っていましたが、
実際の雰囲気から半分を切っているな、と
感じました。それほど国内景気は悪いのです」

偽物は減っているのですね。
でも、経済は良くないですね。
若者の失業率が20%だと言われています。
大変だと思います。