大卒の初任給

厚生労働省が賃金構造基本統計調査を
15日発表しました。

2011年の大卒初任給は前年比2.3%増の
20万2000円と2年ぶりに増加しました。

01年の統計開始以来、初めて20万円を超えました。
今春の大学新卒者の就職率は過去最低の91.0%に
落ち込み、東日本大震災の影響も懸念されたが、
厚労省は「08年秋のリーマン・ショック後の景気の
先行き不透明感が払拭(ふっしょく)されたのではないか」と
みているそうです。

男女別では男性が20万5000円、女性が19万7900円で、
ともに2.3%増加。

企業規模別では、大企業(常用労働者1000人以上)が
4.5%増、中企業(100~999人)が2.5%増と
伸びた一方、小企業(10~99人)は3.3%減と
マイナスだったようです。

また業種別では、学術研究・専門技術サービス業
(16.7%増)、情報通信業(5.8%増)などの
伸び率が高かったようです。

就職率はよくないのに、初任給は増えているのですね。
職種にもよりますが。

でも増えることはよいことです。
雇用や景気もどんどんよくなればよいですが。