物流コストの値上げ

われわれの生活基盤そのものを担う物流。
その停滞やコスト上昇は昨今、
社会的問題として取り上げられているそうです。

ここにきて目立つようになった商品値上げ。
その要因として、必ずと言っていいほど
物流コスト上昇が挙げられるそうです。

先述した物流効率化法の以前、
物流事業における抜本的改革として
1990(平成2)年に、物流事業規制緩和
断行された。

トラック事業への参入障壁が
大幅に下げられ、競争を促して
質の向上を目指した。

このとき、事業を許可制から届出制に改め、
原価計算書提出は国が定めた範囲内で
あれば不要とされた。

料金はあくまで自由化されたはずだが、
この国が定めた形が根強く残っており、
しかも実勢運賃相場はそれを大きく
下回っているそうです。

物流は、大手と中小の差が大きいですね。
アマゾンのような企業は、物流倉庫で自動化
されています。
中小企業はありません。
物流も製造業のように改善が必要です。

先生が足りない?

全国で教員不足が深刻化しているそうです。

文部科学省が初めて実施した
全国実態調査では2021年4月の
始業日時点で2558人の教員が
計画通りに配置されていないことが
判明。

熊本県教委は今年5月1日現在で97人、
熊本市教委は6月1日現在で32人が
不足しているそうです。

要因について、両教委とも「臨時採用講師
(臨採)の枯渇」を挙げ、「大量退職に伴う
採用数の増加で、調整役を担ってきた
臨採が正規採用され、減少した。

産休・育休や介護・病気などの休職者の
代替要員が確保できない状態が続いている」と
説明する。

加えて県教委は、特別支援学級に通う
児童生徒の増加に伴い、教員の必要数が
増えていることも挙げる。

こんなに、生徒数が減少しているのに
教師が不足しているのですか。
考えられません。
見通しが甘かったような気がします。

ウクライナ軍反撃

ウクライナ軍は27日、ロシア軍が
制圧した南部ヘルソン州ドニエプル川
架かるアントノフ大橋を攻撃したと
明らかにしたそうです。

橋はロシア軍が州都ヘルソンへの
補給路として重視。

同州の知事は「壊れていないが、
損傷し通行不能だ」とし、補給路を
遮断したと指摘した。
ウクライナ軍は同州奪還作戦を
開始したと伝えられており、反撃が続いている。

通信アプリには、大きな穴が開いた
橋の映像が投稿された。
ロシア側は、米国がウクライナに供与した
高機動ロケット砲システム「ハイマース」
による攻撃だと主張。
欧米の武器供与に反発を強めているそうです。

東部と南部を中心に長期戦が見込まれ、
欧米メディアはロシア軍の人員不足を指摘。
ロシアの貧しい地域から志願兵が
多いとの情報もあるそうです。

戦争は長引きそうです。
結局、体力勝負になります。
これからも注目です。

世界の実質成長率が減速

国際通貨基金IMF)は26日発表した
世界経済見通しで、2022年の世界の
実質成長率を3.2%とし、前回4月時点の
予測から0.4ポイント下方修正した。

新型コロナウイルス禍やロシアの
ウクライナ侵攻、物価高騰などが重なり、
日米欧や中国などが軒並み悪化。
日本の成長率は1.7%と0.7ポイント
下げたそうです。

IMFは「見通しは暗転し、世界同時不況の
淵に立たされているかもしれない」と
危機感を表明した。

4~6月期は世界の生産高が
縮小に転じたと分析。

ロシアが欧州への天然ガス供給を
完全停止するなどすれば、22年の
成長率は2.6%まで悪化するとも
見込んだそうです。

ドイツの経済が大変になりそうです。
メルケル前首相が原発を全部廃炉にしたのは
完全に失敗でした。
裏目に出ましたね。

百貨店売上高が好調

日本百貨店協会が25日発表した
6月の全国百貨店売上高
(既存店ベース)は、前年同月比11・7%増の
約4143億円と、4か月連続で増加となったそうです。

前年に比べて行動制限が緩和されたことで、
好調な客足が続いている。

商品別では主な5品の全てが
前年を上回り、時計・宝飾などの
高額品はコロナ禍前の2019年の
水準を超えて推移している。

6月は下旬に猛暑となった影響から、
日傘や帽子、サングラスなども好調だったそうです。

インバウンド需要がないですからね。
でも、売り上げがあがってよかったですね。

お金を持っている人はコロナで、
外で買い物をしてないですからね。
お金が余っています。

ロシア産業界

ロシアがウクライナ侵略を始めてから
24日で5か月となる。

プーチン露大統領は、侵略に伴って米欧や
日本が科してきた対露制裁を、ロシア経済を
発展させる機会にすると強弁してきたものの、
産業界の基礎体力はじわじわと
奪われているそうです。

最も制裁の影響が顕著だとされる
自動車産業の「生産を維持し、雇用を守る」
(副首相)ため、政府は5月、新車を
認可する際の安全基準などを引き下げた。

ロシアの自動車大手アフトバスが6月に発表した
「新型モデル」は、ブレーキ時にタイヤが
ロックしないようにするアンチロック・
ブレーキ・システム(ABS)やエアバッグ
いった装備が付いておらず、排ガス性能も
最新の基準には適合しない。
アフトバスを傘下に置いていたフランスの
ルノー保有株を売却して撤退したため、
いずれも自前の技術では
調達できなくなったのだそうです。

機械の故障もありますが、部品が手に入りませんね。
半導体も同じです。
ロシアには、絶対にできません。
昔に戻ります。

HISがハウステンボス売却へ

旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が、
傘下の大型リゾート施設「ハウステンボス
長崎県佐世保市)を香港の投資会社に
売却する方向で最終調整しているそうです。

売却額は数百億円に上る見通し。
HISはコロナ禍で業績が悪化しており、
売却で資金を確保するそうです。

複数の関係者によると、HISは
ハウステンボス株の66・7%を保有しており、
大半を売却する方針。
8月にも正式決定する。
残る株主の九州電力JR九州など地元企業5社も
売却する方向という。
ハウステンボスは投資会社の傘下で営業を続ける。

HISは、旅行需要の低迷で2021年10月期連結決算の
最終利益が過去最大の赤字となった。
一方、ハウステンボスは入場者数が
回復傾向で、22年3月中間連結決算の
営業利益は、中間期では3年ぶりに
黒字転換。
業績が上向いたタイミングで売却を
判断したとみられる。

中国企業に売却するのですか。
ハウステンボスは、もうだめですね。
長崎県佐世保市は、何か対策をしないのでしょうか。
HISが購入する前も同じことがありました。
長崎が寂れますよ。